象形文字の秘密
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「Y」の追求5 /53

「Y」から「亠」へ(その3)

 今回は「亠」(なべぶた)の最終回です。

1.「亠+回」の解読

 「亠+回」は現在「亶」「稟」「啚」の三種があり、「稟」にはその変形「禀」があります。まずの辞書の内容から入ります。そして三者に共通な「亶-旦」から解読に入ります。

「亶」 解字:形声。意符の「亶-旦」リン(廩<米倉>の原字。穀物を集め積んで置く所)と、音符の旦(おおい意)とから成る。積んだ穀物が多く、「ゆたか」の意。転じて「まこと」の意に用いる。
「稟」 解字:形声。意符の禾(こめ)と、音符の「亶-旦」リン(米倉)とから成る。政府が与える米蔵の米、扶持米の意。
「啚」 解字:なし(音は「ヒ」)。


亶-旦」=「亠」+「回」:=かくす+まわす=>隠れて回るもの=>陰で回るもの
」=「亶-旦」+「旦」:=隠れて回るもの+太陽=>隠れて回る太陽=>陰で回るもの=>腸(特に大腸)
」=「亶-旦」+「禾」:=隠れて回るもの+あわ=>隠れて回る粟=>裏取引の粟(賄賂)=>わたす/うける/さずかる
」=「口」+「亶-旦」:=くち+陰で回るもの=>陰で回る口=>うわさ=>評判>おしむ言葉=>おしむ
(注:この意味「おしむ」は「設文解字」からの引用)

 「啚」には現代的には「クチコミ」とも読ませてもいいようです。

 「禀」は解読しようとしても、意味が取れません。「稟」の変形としてのみあるようです。草書体では「禾」の第一画を、右から書き始めるか、左から書き始めるかは一般的に書く人の好みで、好きな方が採用されます。



2.「亶」の展開

 今回から各展開の部分が前に戻らず理解できるように、できるだけ元の解字要素を繰り返して入れることにします。

亶-旦」=「亠」+「回」:=かくす+まわす=>隠れて回るもの=>陰で回るもの
」=「亶-旦」+「旦」:=隠れて回るもの+太陽=>隠れて回る太陽=>陰で回るもの=>腸(特に大腸)

」=「イ」+「亶」:=男の仕事+陰で回るもの=>裏取引の仕事=>躊躇する動き=>気の進まない歩み
」=「女」+「亶」:=おんな+陰で回るもの=>(指揮者の意思を)伝え回る女=>あでやかな女
」=「亶」+「毛」:=陰で回るもの+毛=>陰に巡る毛=>毛織物=>もうせん
」=「魚」+「亶」:=さかな+陰でまわるもの=>陰でまわる魚=>たうなぎ

」=「衤」+「亶」:=ころも+陰で回るもの=>下に巻く衣=>ハラマキ=>ハラマキ姿になる=>はだぬぐ
」=「辵」+「亶」:=あし+陰で回るもの=>道に迷ってぐるぐる回る=>行き悩む
」=「食」+「亶」:=たべもの+陰で回るもの=>陰で回し(て煮た)食べ物=>かゆ
」=「土」+「亶」:=つち+陰で回るもの=>(賢者の周りの)近づき難い範囲=>はばかる=>はばかる範囲を区切ったもの=>土で盛り上げた所=>祭壇=>だん
」=「扌」+「亶」:=両腕+陰で回るもの=>陰で手回したもの=>独り占めしたもの=>ほしいまま
」=「木」+「亶」:=き+陰で回るもの=>縞模様の木目が回る木=>紫檀

」=「虫」+「亶」:=むし+腸=>腸のような虫=>みみず
」=「月」+「亶」:=からだ+腸=>はら=>腹を見せる=>肌脱ぎになる
」=「羊」+「亶」:=ひつじ+腸=>羊の腸=>なまぐさい


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「儃」 解字:形声。意符の人(ひと)と、音符の亶(ゆったりとゆとりがある意)とから成る。人の、そろそろとして足の進まない意。
「嬗」 解字:形声。意符の女(おんな)と、音符の亶(姿態が色めき美しい意=婉、)とから成る。くねくねと姿態のあでやかな女の意。
「氈」 解字:形声。意符の毛(け)と、音符の亶(指先でよりをかける意=撚)とから成る。指先でよりをかけて作った毛織物の意。
「鱣」 解字:形声。意符の魚(さかな)と、音符の亶(くねくねまわる意)とから成る。くねくねうねる魚の意。たうなぎ/ちょうざめ

「襢」 解字:形声。意符の衣(ころも)と、音符の亶(肌ぬぐ意=但、袒)とから成る。肌脱ぐ意。
「邅」 解字:形声。意符の辵(ゆく)と、音符の亶(ゆきなやむ意)とから成る。行き悩んで進まない意。
「饘」 解字:形声。意符の食(たべもの)と、音符の亶(かゆの意)とから成る。「かゆ」の意。
「壇」 解字:形声。意符の土(つち)と、音符の亶(小高い意)とから成る。土を小高く盛ったものの意。ひいて、高い場所の意味に用いる。
「擅」 解字:形声。意符の手(て)と、音符の亶(独占する意)とから成る。独り占めにする意。
「檀」 解字:形声。意符の木(き)と、音符の亶(よい意=善)とから成る。よい木の意、檀類の木。

「蟺」 解字:形声。意符の虫(むし)と、音符の亶(くねくねさせる意)とから成る。からだをくねくねさせるむし、みみずの意。
「膻」 解字:形声。意符の肉(からだ)と、音符の亶(ぬぐ意)とから成る。肌脱ぎになる意。
「羶」 解字:形声。意符の羊(ひつじ)と、音符の亶(なまぐさい意)とから成る。羊の生臭い匂いの意。ひいて、「なまぐさい」意に用いる。

***** 終了 関連する辞書の解字 *****



3.「稟」の展開

亶-旦」=「亠」+「回」:=かくす+まわす=>隠れて回るもの=>陰で回るもの
」=「亶-旦」+「禾」:=隠れて回るもの+あわ=>隠れて回る粟=>裏取引の粟(賄賂)=>わたす/うける/さずかる

」=「土」+「稟」:=つち+陰で回る粟=>受けた粟を蓄える土壁=>粟の倉=>食料倉
」=「广」+「稟」:=いえ+うけるもの=>受けた粟を蓄えるいえ=>粟の倉=>米倉
」=「忄」+「稟」:=こころ+陰で回る粟=>賄賂を扱う心=>びくびくするこころ=>おそれる
」=「木」+「稟」:=き+陰で回るもの=>陰で回る木=>屋根の横木

 「檁」は「設文解字」にはなく、意味は「康煕字典」を参考にしました。


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「壈」 解字:会意形声。意符の土(つち)と、意符と音符を兼ねる稟(こめぐらの意)とから成る。土蔵造りの米蔵の意。
「廩」 解字:会意形声。意符の广(いえ)と、音符と音符を兼ねるの稟(こめぐらの意)とから成る。こめぐらの意。
「懍」 解字:形声。意符の心(こころ)と、音符の稟(ぞっとする意=凛)とから成る。心に「おそれる」意。
「檁」 解字:なし。

***** 終了 関連する辞書の解字 *****



4.「啚」の展開。


亶-旦」=「亠」+「回」:=かくす+まわす=>隠れて回るもの=>陰で回るもの
」=「口」+「亶-旦」:=くち+陰で回るもの=>陰で回る口=>うわさ=>評判=>おしむ言葉=>おしむ
」=「口」+「啚」:=かこう+うわさ=>惜しいものを囲う=>記録に残す=>図に残す=>ず/え
」(音はヒ)=「啚」+「阝」:=うわさ+有機的な多量のもの=>多くの(悪い)うわさ=>いやしむ

 「図」は「圖」の省略形で、「圖」は繁体字として現在も台湾で使われています。

 「啚」のうわさは元々良いうわさで、特に「圖」は良いうわさ、「鄙」は悪いうわさと枝分かれしています。


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「圖」(図) 解字:形声。意符の口(土地の区域)と、音符の啚(わける意)とから成る。自分や他人の土地を分ける図面の意。のち、ものの形象を写す意に用いる。
「鄙」 解字:会意形声。意符の邑(集落)と、音符と意符を兼ねる啚(米倉の意)とから成る。米倉のある郊外の集落、小村の意。ひいて、「ひな」「いやし」の意に用いる。

***** 終了 関連する辞書の解字 *****



5.「旡」の解読と展開

 「旡」「既-の旁」に関しては、正式に「旡」が題字とされており「既の旁」はその変形となっています。
 「既の旁」をここでは取り上げますが「尢」(第51回参照)から始め、ついでに解読の欠けていた「无」を追加しておきます。まず辞書の説明から確認します。

「旡」 解字:象形。ひざまずいた人が、十分に飲食し尽くしていいづまる形にかたどる。十分に食べつくして息詰まる意。
「无」(音は「ブ」) 解字:象形。足なえの脛の曲がった形にかたどる。天の終画が曲がって書かれたもの。曲がった脛の意。借りて、「ない」意に用いる。

 「旡」は元の「既の旁」にくらべ、二画目と三画目が一画に融合しており、これを融合した形の「L:=女の徳=>女」で解読しようとしてもうまく意味が取れません。

 「」=「ナ」+「L」:=ころも+女(の徳)=>徳のある女の衣=>女の衣(「L」は第19回参照)
」=「一」+「尢」:=部分+女の衣=>衣の上の部分=>衣の首(頭)=>上部の(頭が)ないもの=>ない

 「既の旁」は縦斜めの画が上に突き出していないと、前回の「牙」のように「なべぶた」の位置が下にずれていると解釈することができません。上の「亠」が上下逆転して付いていると考えるとうまく解読できるのです!

既の旁」=「亠」(上下逆転)+「尢」:=隠すもの+女の衣=>女の衣を隠す=>すでに隠したものを隠す=>既に隠したもの=>すでに
既の旁」=「亠」(上下逆転)+「尢」:=隠すもの+女の衣=>女の衣を隠す=>すでに隠したものを隠す=>余計な事をする=>余計なこと/余分なもの


 「既」には以下の解読で示すように「すでに」と「余分な」の二つの意味の流れが読み取れます。「既」自身を解読するために、少し横道にそれて検討します。

既の偏」=「日」+「ム」:=ひと+(女性器が)ない=>女性器のないひと=>貴族の男=>高貴な男=>普通の男
」=「既-既の旁」+「既の旁」:=高貴な男+衣を隠す女=>高貴な男+着飾った女=>すでに関係を持つ男女=>すでに関係する=>すでに

 「既」の偏が「皀」に変形したものと、「漑の中央部」に変形したものがあります。「日:=指揮者=>素晴らしい女=>普通の女」から一時代後に「白:=特別に素晴らしい女」が派生しているので両者の混同は不思議ではありません。また、「ム」と「ヒ」も同意であり、この両者の混同にも不思議がありません。

 「漑-氵-既の旁」の下の部分は少し意味が異なりますが、やはり男に関する意味を持ちます。この解読は横道にそれすぎるので、後述します。

 以上は男の智恵が向上し、尊敬される男に付加されるようになった「日」や「白」です。初期の時代には尊敬に値する男がいなかったので、「日」が「ム:=女性器もしくは智恵のないもの」と結びつくことは考えられなかったと思われます。

 はじめ「既-の旁」だけで「すでに」の意味があったのに、後代になり「旡」と混同し意味がずれてしまったので、元の「すでに」に「既の偏」を加えたと考えられます。

」=「木」+「既」:=き+余分な=>余分を落とす木=>ますかき(升に盛り上がるものを平らにならす棒)=>でこぼこをならすもの=>丸める=>おおむね
」=「忄」+「既」:=こころ+余計なこと=>心の余計なもの=>なげくこと=>なげく
」=「口」+「既」:=くち+余計なこと=>余計な言葉=>口にしなくてよい言葉=>ぼやく=>なげく
」=「氵」+「既」:=みず+余計なもの=>余分な水=>手を洗う=>手に注ぐ=>そそぐ 
」=「扌」+「既」:=て+余分なもの=>てにあまるもの=>手に注がれる水=>そそがれあふれる水=>そそぐ
」 =「艸」+「既」:=くさ+余計なもの=>余計な草=>生い茂る雑草=>草の多いさま
」=「广」+「既」:=小屋+余計なもの=>小屋が余計なもの=>馬小屋=>うまや

 「厂」には小屋の意味がありませんから、「厩」は「廐」の混同で生まれたと思われます。また、馬はものの下をくぐって通る習性がありませんから、馬の肩の高さの横木一本で囲うことができます。


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「概」 解字:形声。意符の木(き)と、音符の既(こすって平らにする意)とから成る。とますの上をこすって平らにする、とかきの意。ひいて、量を測る意に用いる。
「慨」 解字:形声。意符の心(こころ)と、音符の既(激して高ぶる意=忼)とから成る。心が激して高ぶる意。ひいて、なげく意に用いる。
「嘅」 解字:形声。意符の口(こえ)と、音符の既(つまる意)と声を詰まらせえて嘆く意。慨に同じ。

「漑」 解字:形声。意符の水(みず)と、音符の既(そそぐ意=洎)とから成る。意に用いる。
「摡」 解字:形声。意符の手(て)と、音符の既(そそぐ意=漑)とから成る。手に水をそそぐ意。
「蔇」 解字:形声。意符の艸(くさ)と、音符の既(密生する意)とから成る。草が密生して多い意。

「廐」 解字:なし(「廏」の解説)。

***** 終了 関連する辞書の解字 *****



6.「ヰ」の解読と展開

 「ヰ」はまったく素性が消えています。その展開である「舛」「韋」などにありますが、その詳細はどこにも見当たりません。
 「ヰ」は「粦」(リン)を含む文字が多いのでこれを手がかりに解読を進めます。

 これまでの知識から、「ヰ」「舛」は次のようになります。

」=「亠」+「十」:=隠すもの+男=>前を隠した男=>すぐれた男=>すぐれたもの
」=「夕」+「ヰ」:=かたむいた体+すぐれたもの=>反抗する優れた男=>傾いて優れた(輝く)もの=>たがで止めた傾いた木=>傾いた木枠の容器=>ます(「夕」については第42回参照)
」=「木」+「舛」:=き+反り返る男=>反り返る男達=>斜め棒を組んだもの=>ます

 「ヰ」は「既の旁」と同じく「なべぶた」の位置が下にずれています。「舛」は「桝」を意識して解読しました。


 「粦」ですが、「鱗」「隣」の字から「粦」には直感的に「たくさんのものが寄り集まった」意味が読み取れます。そうです、お米の稲穂を連想すれば「粦:=稲穂の実=>たくさんの寄り集まり」の筋が見えてきます。

 そこで、「舛」と結合し、「粦」の展開から読み取れる意味を加えて整理すると、次の解読が完成します。

」=「米」+「舛」:=こめ+傾いたもの=>米の傾いた(素晴らしい)もの=>実って傾く稲穂=>稲穂の実(シャラシャラいう音)=>(小さく)たくさん寄集ったもの

」=「魚」+「粦」:=さかな+たくさん寄集まるもの=>うろこ
」(「」)=「粦」+「邑」:=たくさん寄集まるもの+有機的なたくさんのもの=>(女達の)より集まるところ=>家の寄り集まり=>近隣住居=>となり
」=「石」+「粦」:=いし+たくさんの寄り集まり=>(薄くはがれる)雲母
」=「火」+「粦」:=ひ+たくさん寄集まるもの=>たくさん集まる火=>おにび
」=「忄」+「粦」:=こころ+たくさん寄集まるもの=>心にしばしば浮かぶ情=>あわれむ心=>あわれむ
」=「やま」+「粦」:=やま+たくさん寄集まるもの=>たくさんの山々=>深山

」=「辵」+「粦」:=あし+(小さく)たくさん寄集ったもの=>小刻みな歩み=>ゆきなやむ=>なやむ
」=「氵」+「粦」:=みず+輝くたくさん寄集まるもの=>きらきらする水=>清い水=>いわしみず

」=「車」+「粦」:=くるま+シャラシャラいう音=>がらがるいう車

」=「馬」+「粦」:=うま+たくさんの寄り集まり=>まだらのある馬=>まだら馬
」=「鹿」+「粦」:=しか+たくさん寄せ集まるもの=>斑点を持つ鹿=>大きな雄の鹿

」=「目」+「粦」:=め+斜めの良いもの=>斜めの視線=>鋭い視線=>鋭い眼光

」=「扌」+「粦」:=て+稲穂=>手にした稲穂=>たすかる(「設文解字」に解字にはなし、康煕字典による)


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「ヰ」 解字:題字なし。
「舛」 解字:題字なし。
「桝」 解字:字源未詳。
「粦」 解字:なし(「炎+舛」の解説)。

「鱗」 解字:形声。意符の魚(さかな)と、音符の粦(つらなっている意=連)とから成る。魚の表皮につらなり並んでいるもの、「うろこ」の意。
「鄰」(「隣」) 解字:形声。意符の邑(集落。のち、阜)と、音符の粦(つらなる意=連)とから成る。集落の互いに連なる家、「となり」の意。
「磷」 解字:形声。意符の石(いし)と、音符の粦(薄く重なる意=鱗)とから成る。薄く重なった鉱石、雲母の意。
「燐」 解字:形声。意符の火(ひ)と、意符と音符を兼ねる「炎+舛」(粦は変わった形。おにびの意)とから成る。おにびの意。粦の後にできた字。
「憐」 解字:形声。意符の心(こころ)と、音符の粦(もつれ絡まる意)とから成る。心にもつれからまる、「あわれむ」意。
「嶙」 解字:形声。意符の山(やま)と、音符の粦(連なる意=鱗)とから成る。山が重なり連なっている意。

「遴」 解字:形声。意符の辵(ゆく)と、音符の粦(しぶる意=吝)とから成る。ゆきしぶる、行き悩んで進まない意。
「潾」 解字:形声。意符の水(みず)と、音符の粦(うつくしい意=琳)とから成る。水の美しくて清い意。
「轔」 解字:形声。意符の車(くるま)と、音符の粦(きしる意)とから成る。車のきしり轟く意。

「」 解字:形声。意符の馬(うま)と、音符の粦(あや模様の輝く意)とから成る。まだらのあや模様の美しい馬。まだら馬(名馬/伝説上の動物)。
「麟」 解字:形声。意符の鹿(しか)と、音符の粦(つよい意)とから成る。強く大きな鹿の意(伝説上の動物)。

「瞵」 解字:形声。意符の目(め)と、意符と音符を兼ねる粦(青い光の意)とから成る。目の中の青い光、眼光の意。

「撛」 解字:なし(注意:「設文解字」に題字なし、「たすかる」の意は「康煕字典」による)。

***** 終了 関連する辞書の解字 *****

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【2007/04/29 07:28】 | 漢字解読2 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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 このブログは漢字の解読を紹介します。従来、部首はほとんど象形とされていますが、部首である「用」「角」「車」「里」「鬼」「竜」「魚」「黄」は部首「田」を含んでいます。  「田」を含む部首を「田」から派生した文字と説明しようとする探検です。

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