象形文字の秘密
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表意文字の特徴-その3

 「文字を目で読む(見る)」ことを中心に表意文字と表音文字を比べて、表意文字の特徴をみてましょう。

 表意文字は意味を表す文字、表音文字は音を表す文字です。表意文字は基本的に一つの文字が一つの意味、すなわち一つの単語を表します。表音文字は基本的に一つの文字が一つの音を表すので、単語は複数の音からなり表音文字を並べて表します。

 表意文字の中には物の形をそのまま書いた象形文字と、標識のように特定グループ内で約束した意味を持つ表意記号があります。

 象形文字は見た「形」から意味を理解できます。特別な約束なしに民族を超えてその意味を直接理解できるのが理想です(前回の図を参照)。

 表意記号にはアラビア数字や数学の記号のように、多くの民族で同じ意味に約束されたものもあります。

 表音文字の中には単語を綴る文字の他に、音を示す民族毎の発音記号があります。発音記号は音だけを表し全く意味を持ちません。

 目言語では、古い時代の表意文字の単語が民族毎に異なった発音を持っていても形で意味が通じます。また極端な話、発音が分からなくてもその形から意味が通じます。



 耳言語では、発音した通りに表音文字で書いて、書かれた表音文字の通りに発音すれば仲間に通じるのが理想です。

 一方、民族の発音は時代や環境で激しく変化します。どの民族でも300年もすると次第に発音がずれて、同じ民族でも話し言葉が通じにくくなります。
 当然あまりに表音文字と発音がずれてくると、表音文字の理想のために、ずれた時代毎の新しい発音に合わせて表音文字を更新し続けようとします。

 一般に耳言語の国では、なるべく長い時代に渡り見て意味が通じるようにと、古い表音文字で綴った単語を新しい別の発音で読んで仲間に伝えようとします。だから単語を書くための表音文字と、その単語を発音するための発音記号が必要になります。

 表音文字を更新せずに発音記号を使う内は書いた物の意味が発音のずれてたグループ同士でも通じますが、表音文字を更新するとグループ間では音だけでなく文字で見ても通じなくなります。
 すると異なった表音文字を使うグループ毎に民族が分割される傾向が強く、実際ヨーロッパでは同じ語族が、狭い地域でたくさんの言語に分かれています。


 情報化社会では国家が標準語を定めて地方での発音のずれを防ぐのは容易となりましたが、喉の作りと時代毎の良く使う発音や言い難い発音等の研磨作用で、国家(民族)毎の発音のずれを止めるのは困難でしょう。
【2006/05/15 03:02】 | 解読の前に | TRACKBACK(0) | COMMENT(1) |
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コメント

拝見したところ思索のメモのようですね 著作にするには 縦横への広がりが欲しいと思います 本にするには 原稿用紙400字250枚以上が必要でしょう
【2006/05/26 14:16】 URL | 石井 #-[ 編集]

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 このブログは漢字の解読を紹介します。従来、部首はほとんど象形とされていますが、部首である「用」「角」「車」「里」「鬼」「竜」「魚」「黄」は部首「田」を含んでいます。  「田」を含む部首を「田」から派生した文字と説明しようとする探検です。

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