象形文字の秘密
漢字の解読

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「女」の解読 「女」その3/78

 今回も「Ⅴ」の展開です。「光-兀」を紹介します。


1.「光-兀」の解読とその会意文字

 「Ⅴ」の初期の意味は「女の股間」ですが次第に男女を問わず「股間」を現す意味となり、それに男根を加えた「光-兀=|+Ⅴ」の文字ができたと考えられます。

」(象形):=女の股間=>股間=>正面=>前面=>まえ=>前方(再掲。cf.77)
光-兀」=「|」+「Ⅴ」:=男根+股間=>股間にたつ男根=>すばらしいもの=>すばらしい
光-儿」=「光-兀」+「一」:=>素晴らしいしも+体=>素晴らしい体=>すばらしいもの=>すばらしい

 第59回で紹介した「不」がちょうど以上の上下反転したものであることに注意してください。参照までに再掲します。
「个」=「Λ」+「|」:=おとこ(の股間)+ぶら下がる男根=>股間にぶら下がる男根=>だめな男根/オスの男根=>だめなもの
「不」=「不-一」+「一」:=だめな男根+体=>だめな男根の体=>だめなもの=>だめ


 「光」は「(光-兀)+兀」と「(光-儿)+儿」の二通りに分解が可能であり、どちらも成立するので両者を示します。
 辞書の「光」は「炗」の解字となっており、「光」自身の解字はありません。

」=「光-兀」+「兀」=>すばらしもの+ゼロ歳児=>すばらしゼロ歳児=>かがやく新生児=>ひかっているもの(星のようなもの)=>ひかる (「兀」cf.19)
」=「光-儿」+「儿」=>すばらし体+垂れ流す幼児=>すばらし幼児=>かがやく幼児=>ひかっているもの=>(太陽または星の)ひかり=>ひかる (「儿」cf.19)

 「光」は古い意味をたどると裏に「男児の股間に立つ男根」の意味も読み取れることに注意してください。

晃(晄)」=「日」+「光」:=女統領+かがやくもの=>輝く女頭領=>かがやく支配者=>かがやくもの=>あきらかなもの=>あきらか(「日」cf.45)

  「輝」は紹介する機会がなかった「軍」から紹介しますが、「軍」の会意文字に付いての紹介は省略します。
 「軍」は当初軍隊を意味し、次第に「激しい戦い(激しい動き)」の意味となり、戦争が次第に大規模化した時代には「たくさんの物資」の意味へと移り変わったと考えられますが、再び現在そのもとの意味で使用されています。

」=「冖」+「車」=覆われたもの+車=>覆われた車(武器を隠した車)=>軍隊(軍)=>激しい戦い=>激しい動き=>激しいもの
」=「冖」+「車」=覆われたもの+車=>覆われた車(武器を隠した車)=>軍隊(軍)=>大量の移動=>大量のもの

」=「光」+「軍」:=ひかるもの+大量のもの=>大量の光=>かがやく
」=「忄」+「光」:=感覚+ひかる=>(星の)光に対する感覚=>おぼろげなさま=>おぼろ(「忄」cf.73)
」=「氵」+「光」:=みず+ひかる=>ひかるみず=>きらめくみず=>きらめく水面=>みずが深くて広いさま
」=「糸」+「光」:=いと+ひかるもの=>光る糸=>絹糸のわた=>きぬわた=>ぬめ(「糸」cf.49)
」=「月」+「光」:=からだ+星状のもの=>体で星状の所=>丸い器官=>ぼうこう(「月」cf.45)
」=「木」+「光」:=き+太陽のような=>(太陽のように)高い位置から放射状に葉をだす熱帯の木=>横木に使う材木の取れる木=>横木(「木」cf.59)


」=「光-兀」+「ヨ」:=素晴らしいもの+前に飛び出すもの(矢)=>うまく飛び出した矢=>命中する矢=>あたる(「ヨ」cf.33)

」=「美-大」+「光-儿」+「口」:=男の正面+素晴らしいもの+ひと=>(着飾った)素晴らしい正面のひと=>盛装したもの=>(手を加えた)よいもの=>よい(「美-大」cf.77、「口」cf.37)
」=「月」+「善」:=からだ+(手を加えた)良いもの=>味わい深いからだ=>うまく料理した肉=>肉料理=>ごちそう(「月」cf.45)
」=「糸」+「善」:=いと+(手を加えた)良いもの=>縫込み用の糸=>ステッチ用の糸=>つくろうもの=>つくろう(「糸」cf.49)


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「光」 解字:なし(「炗」の解説)。
「輝」 解字:形声。意符の光(ひかり)と音符の軍(まきちらす意)とから成る。光をまきちらす意。ひいて、「かがやく」意に用いる。
「晃」 解字:会意形声。意符の日(ひ)と意符と音符を兼ねる光(かがやく意)とから成る。日の光が輝く意。ひいて、「あきらか」の意に用いる。
「恍」 解字:形声。意符の心(こころ)と音符の光(ぼんやりする意)とから成る。うっとりする意。
「洸」 解字:形声。意符の水(みず)と音符の光(わきたつ意)とから成る。水がわき立つ意。
「絖」 解字:形声。意符の糸(いと)と音符の光(薄く延びる意)とから成る。薄く延びる綿、絹綿の意。
「胱」 解字:なし。
「」 解字:形声。意符の木(き)と音符の光(よこの意)とから成る。車や船などの横木の意。

「当」 解字:なし(當の解説)。
「善」 解字:なし(旧字の解説)。
「膳」 解字:形声。意符の肉(にく)と音符の善(そろえる意)とから成る。肉を取り揃える料理、ごちそうの意。
「繕」 解字:形声。意符の糸(ころも)と音符の善(治めてよくする意)とから成る。衣のほころびなどをつくろい治める、「つくろう」意。


***** 終了 関連する辞書の解字 *****



2.「尚-口」の解読とその会意文字

 「尚-口」は基本の部首で本項の形はすべて「尚」を含んでいます。結果的には同じ意味に落ち着くのですが、「尚-口」の派生と考えれる「党」「當」と、「尚」から更に派生したと考えられる「掌」「堂」などがあります。
 ただ「常」は「尚-口」「尚」のどちらの解読も可能であり、今後全体の考察からどちらから派生したかを決めたいと思います。これについてはさしあたり両者の解読を示しておきます。

 「尚」のⅤをハにする型(「趟」など)は第17回で紹介した「小:=棒で分けるもの=>ちいさいもの=>ちいさい」と混同しています。

尚-口」=「光-兀」+「冂」:=すばらしもの+からだ=>素晴らしい体=>すばらしいもの=>すばらしい(「冂」cf.31)
」=「尚-口」+「口」:=素晴らしい体+女=>素晴らしい体の女=>素晴らしい体=>すばらしもの=>すばらしい(「口」cf.37)
」=「光-兀」+「冋」=すばらしもの+女の体=>すばらしい女の体=>すばらし体=(男の)肉体美の体=>肉体美(「冋」cf.38)

」=「イ」+「尚」:=男+素晴らしい体=>いい体の男=>ぼんやりした男=>ぼんやりする=>ぼんやり(「イ」cf.54)

 「倘」はこれまでどおり「イ:=男の仕事」と捕らえ「倘:=素晴らしい体の男の付き人=>ぼんやりしたもの=>ぼんやりする」と解釈することも可能です。

」=「彳」+「尚」:=部族間の仕事+素晴らしい体=>肉体美の行商たち=>部族を行き交うもの=>行き交う=>動き回る(「彳」cf.54)
」=「忄」+「尚」:=感覚+素晴らしい体=>肉体美の体感=>繊細でない感覚=>ぼんやりした感覚=>うつろな感覚=>うつろ(「忄」cf.73)
」=「尚」+「衣」:=素晴らしいもの+男のころも=>男の素晴らしい衣=>素晴らしい下袴=>もすそ(「衣」cf.50)
」=「尚」+「旨」:=素晴らしい体+男のひと=>素晴らしい体でうまい男=>みなで賞味する=>味を見る=>少しずつあじわう=>なめる(「旨」cf.49)
」=「尚」+「手」:=素晴らしいもの+手=>手の素晴らしい所=>ものをつかむところ=>てのひら=>たなごごろ(つかさどる)
」=「尚」+「木」:=素晴らしいもの+木=>甘い実の成る素晴らしい木=>こりんご(海棠はこの一種)(「木」cf.)

」=「尚」+「土」:=素晴らしい体+男子=>素晴らしい体の男子=>肉体美の男子=>どうどうとしたもの/しっかりしたもの=>どうどうとした建物=>おどう
」=「目」+「堂」:=め+しっかりしたもの=>しっかり見開いた目=>みはる目=>みはる(cf.)
」=「虫」+「堂」:=むし+しっかりしたもの=>どうどうとした虫=>かまきり(cf.)
」=「革」+「堂」:=かわ+しっかりしたもの=>しっかりしたかわ=>太鼓のかわ=>太鼓の音(「革」cf.)


」=「尚-口」+「兄」:=素晴らしいもの+女相続人=>素晴らしい跡継ぎ=>一家を成すもの=>一団のもの
」=「尚-口」+「畐-一」:=素晴らしいもの+豊かな子孫の人=>素晴らしい多産の人=>子宝に恵まれた人=>運のよい人=>ついている人=>あたる(「畐」cf.41)

 辞書では「当」は「當」の省略形とされ解字がありませんが、「当:=矢があたる」「當:=運があたる」とニュアンスが違います。

」=「尚」+「巾」:=素晴らしい体+制するもの=>節制した素晴らしい体=>おこたらない鍛錬=>つねに続けること=>つねに(「巾」cf.34)
」=「尚+「貝」:=素晴らしい体+立ち上がる女統領=>素晴らしい体の女統領=>子沢山の女統領=>ほめられるもの=>ほめる(「貝」cf.60)
」=「尚-口」+「員」:=すばらしいもの+メンバ=>素晴らしいメンバ=>表彰されたメンバ=>ほめられる=>ほめる(「員」cf.60)
」=「イ」+「賞」:=男+ほめられたもの=>賞された男=>(男の)出身部族に金品で不足分を謝礼として送る=>金品で不足分をかえす=>補いかえす=>かえす(「イ」cf.11)

 「償」に関してですが、これまで第11回で紹介した偏「イ:=男の仕事」を主に使ってきました。先の「倘」の解読でも示しましたがこの「イ」は同じ第11回で示した次のものを使っています。

」:=男に関するもの


 「光」の語源は幼児の輝くオーラでした。



***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「尚」 解字:形声。意符の八(口を開く。または分散する意)と音符の向(部屋の北側から高くでている小さい)とから成る。北側の高窓から炊煙が立ちあがる意。かりて、「たかい」「ねがう」、借りて、「くわえる」などの意に用いる。
「倘」 解字:形声。意符の人(ひと)と音符の尚(さえぎる意)とから成る。遮られて茫然自失する意。ぼんやりすること。
「徜」 解字:形声。意符の彳(ゆく)と音符の尚(さまよう意)とから成る。ぶらぶら動き回る意。
「惝」 解字:形声。意符の心(こころ)と音符の尚(開けて広い意)とから成る。心が取りとめもなく広がって、うつろな意。
「裳」 解字:形声。意符の衣(ころも)と音符の尚(したばかまの意)とからなる。下ばかまの衣、「もすそ」の意。
「嘗」 解字:形声。意符の旨(うまさ)と音符の尚(こころみる意)とから成る。うまさをためす、試みる意。
「掌」 解字:形声。意符の手(て)と音符の尚(指でつかみとる意)とから成る。他の指でものをつかみとる意。ひいて、ものをつかみとる部分「たなごころ」の意に用いる。
「棠」 解字:形声。意符の木(き)と音符の尚(あめのようにうまい意)とから成る。甘い果実の実のなる木、「こりんご」の意。
「堂」 解字:形声。意符の土(つち)と音符の尚(たかい意)とから成る。土を高く盛った平坦な所の意。古代ではこの上に建物をたて、土間として使い、秦漢代以降はそこを殿といった。のち、高い建物の意に用いられるようになった。
「瞠」 解字:形声。意符の目(め)と音符の堂(まともの意)とから成る。まともに見る、「みはる」意。「螳」 解字:形声。意符の虫(むし)と音符の堂(あたる意)とから成る。恐れずに獲物にあったってゆく昆虫、かまきりの意。
「鞺」 解字:なし(「??」の解字)。

「党」 解字:なし(「黨」の解説)
「當」 解字:形声。意符の田(たはた)と音符の尚(あたる、みあう意)とから成る。田地の価値に見合う対価、また、田を抵当に金を借りる意。ひいて、相当する、「あたる」意に用いる。
「常」 解字:形声。意符の巾(ぬの)と音符の尚(ながい意)とから成る。長い布、または長い布を用いた旗の意。転じて、長くかわらない、「つね」の意に用いる。
「賞」 解字:形声。意符の貝(貨幣)と音符の尚(たまわる意)とから成る。貨幣を褒美として賜るもの、ひいて、「ほめる」意に用いる。
「償」 解字:形声。意符の人(ひと)と音符の賞(かえす意)とから成る。奴隷を取り返すために金を支払う、または、労働を提供する意。のち、もっぱら返済する意に用いる。

***** 終了 関連する辞書の解字 *****



3.「業」の冠の解読と会意文字


」(象形):=女の股間=>股間=>正面=>前面=>まえ=>前方(再掲。Cf.77)
光-兀」=「|」+「Ⅴ」:=男根+股間=>股間にたつ男根=>すばらしもの=>すばらしい(再掲。「|」cf.21)

並-Ⅴ-二」=「∥」+「Ⅴ」:=「光-兀」より更に素晴らしい=>特に素晴らしい=>最高のもの
「並-Ⅴ-上の一」=「∥+Ⅴ」+「一」=最高のもの+体=>最高の体=>最高のもの

 「業」のカンムリ(「並-Ⅴ-上の一」で示す)は縦棒の二重化による強調ですが、これは「曲」が「由」の縦棒を二重化したのと同じ技法です(cf.10)。


並-Ⅴ」=「∥+Ⅴ」+「二」:=最高のもの+二人=>最高の(ライバル関係の)二人=>共磨き進歩する二人=>躍進する=>すすむ(「二」cf.25)
」=「Ⅴ」+「並-Ⅴ」:=まえ+ライバルの二人=>互いに対峙するライバル=>ならび立つもの=>ならぶ

」=「並」+「日」:=ならびたつもの+女統領:=並び立つ統領=>群雄割拠するもの(混沌としたもの)=>覇を競うもの=>ふつうの状態(広く行き渡る状態)=>ふつう/あまねし(「日」cf.45)
」=「並」+「日」:=ならびたつもの+女統領:=並び立つ統領=>群雄割拠するもの=>混沌としたもの=>はっきりしないもの=>薄暗い

 「普」は二つの意味の流れがあります。
 歴史の初期には単一の大部族を統括する女統領であったものが、部族が増えるに従い多くのライバル部族が生まれていき、競うあうのが普通の状態となったと考えられます。

」=「言」+「普」:=ことば+並び立つもの=>違いを対比させた言葉集=>文字を順にならべたもの=>ふ(「言」cf.66)


 「晋」の変形と考えられる文字に「晉」「垩」とする型があります。そして「晋」の過いい文字の中には「晉」が使われているものがありますので、「晋」に加えて両者の解読も載せます。
 「晉」は二つの「ム」と「二」の意味がダブっています。

」=「並-Ⅴ」+「日」:=躍進する+女統領=>躍進する女統領=>皆を進化させるひと=>すすむ(「日」cf.45)
」=「ム」X2+「二」+「日」:=男X2+二+ひと=>(共磨きする)二人の男のひと=>ライバルの男同士=>躍進する=>すすむ(「ム」cf.14)
」=「並-Ⅴ」+「土」:=ライバルの二人+(男の)ひと=>ライバルの二人の男子=>躍進する=>すすむ(「土」cf.20)

」=「扌」+「晋」:=て+競って進む二つのもの=>両手を差し出しつかむ=>両手でさひはさむ=>さしはさむ(「扌」cf.12)

」=「並-Ⅴ-上の一」+「Ⅴ+一」+「夫」:=最高のもの+正面+夫=>正面が最高の夫=>(野生的な)最高の夫=>かけがえのないもの(「夫」cf.13)

 「菐」と次ぎの「業」は辞書によると象形となっています。明らかに象形とは言い難い形に見えますが。

」=「イ」+「菐」:=男の仕事+最高の夫=>夫の付き人=>夫の世話をする男=>使いのもの=>しもべ=>ぼく(「イ」cf.54)
」=「扌」+「菐」:=手中のもの+最高の夫=>手にいれた最高の夫=>他をなげうつもの=>なげうつ=>うつ(「扌」cf.12)
」=「巾」+「菐」:=ぬの+最高の夫=>最高の夫に付ける布=>顔を覆う布=>頭巾(「巾」cf.34)

 「襆」は「幞」と同じ意味です。

」=「足」+「菐」:=足+最高のもの=>水かきの付いた足=>みずかき(「足」cf.41)
」=「木」+「菐」:=き+(野生的な)最高のもの=>最高の材木=>皮をはいだままの木=>あらき(「木」cf.59)
」=「金」+「菐」:=金属+(野生的な)最高のもの=>最高の金属=>あらがね(てつ)
」=「王」+「菐」:=たま+(野生的な)最高のもの=>最高の原石=>あらたま(「王」cf.21)


並-Ⅴ-上の一」=「∥+Ⅴ」+「一」=最高のもの+体=>最高の体=>最高のもの
」=「並-Ⅴ-上の一」+「首-自」+「未」:=最高のもの+正面+これからの男=>最高の正面の青年=>大業をなす予感の青年=>宿望される若者=>学んでことに取り掛かる=>習得する=>学んだもの=>わざ(「未」cf.59、「首-自」cf.77)
「嶫」=「山」+「業」:=やま+宿望される若者=>宿望される若者の鍛錬場所=>険しい山=>けわしい(「山」cf.33)
「鄴」=「業」+「阝」:=宿望される青年+有機的な関係=>有能な青年達の関係する所=>有能な青年の築いた土地=>地名[春秋時代の斉の邑の名](「阝」cf.43)


***** 開始 関連する辞書の解字 *****

「菐」 解字:象形。つみある人が汚物を手で運んでいる形にかたどる。召使の意。
「業」 解字:象形。楽器の鐘をつるす横木を受けるために台の上に立てた二本の柱の形にかたどる。ひいて、それらを飾った板、さらに文字を書く板をの意に用い、その板に書き込んで学んだことから、学業・仕事などの意味に用いる。

「並」 解字:なし(「掽」の旁の解説)。
「普」 解字:形声。意符の日(ひ)と音符の竝(うすい意)とから成る。太陽の光が薄い意。かりて、「あまねし」の意に用いる。
「譜」 解字:形声。意符の言(ことば)と音符の普(ならべる意)とから成る。言葉などを順序に従って系統的に並べた書き物の意。

「晋」 解字:なし(旧字「臸+日」の解字)
「晉」 解字:晋の旧字。
「垩」 解字:題字なし。
「搢」 解字:形声。意符の手(て)と音符の晉(さしはさむ意)とから成る。手でさしはさむ、「はさむ」意。

「僕」 解字:象形。意符の人(ひと)と音符の菐(召使の意)とからなる。雑役に従事する召使の意。ひいて、自己の謙称に用いる。
「撲」 解字:形声。意符の手(て)と音符の菐(うつ意)とから成る。手で打つ意。
「幞」 解字:形声。意符の巾(ぬの)と音符の菐(つつむ意)とから成る。頭を包むもの、ずきんの意。
「蹼」 解字:形声。意符の足(あし)と音符の菐(まくの意)とから成る。水鳥の足に付いている膜状のもの、「みずかき」の意。
「樸」 解字:形声。意符の木(き)と音符の菐(はぐ意)とから成る。皮をはいだままの木、「あらき」の意。
「鏷」 解字:形声。意符の金(金属)と音符の菐(ありのままのもの、きじの意)とから成る。精錬していない金属、「あらがね」の意。
「璞」 解字:形声。意符の王(たま)と音符の菐(自然のままの意)とから成る。掘り出したままで加工していない玉、「あらたま」の意。

「嶫」 解字:形声。意符の山(やま)と音符の業(鐘を掛ける台についているのこぎりの歯型の飾り板。ぎざぎざの意)とから成る。山が高く、頂上がぎざぎざして険しい意。
「鄴」 解字:形声。意符の阝(ところ)と音符の業とから成る。地名。


***** 終了 関連する辞書の解字 *****

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【2009/08/29 14:41】 | 漢字解読4 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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 このブログは漢字の解読を紹介します。従来、部首はほとんど象形とされていますが、部首である「用」「角」「車」「里」「鬼」「竜」「魚」「黄」は部首「田」を含んでいます。  「田」を含む部首を「田」から派生した文字と説明しようとする探検です。

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